真摯なオタクが好き

って定期的に言ってて、私自身もそうなりたくて日々生きてるんですけど、ちょっと今その真摯な人の語りを浴びてこの気持ちが最高潮に達したのでぽろぽろ喋っていこうかな…とか思います。
私の中の真摯なオタク、『作品の大事な要素を余すことなく拾って、それに対してのアウトプットを自分の言葉で行う』ことができる人なのかなあ…と思いました。
この『作品の大事な要素』っていうのは人によって違うものだと思っているので、「この人この要素拾ってねーじゃん!」ってケチつけるのは違うなあって思ってます。逆に「そこ過剰に拾う?」とかもね。
よく学級会が開かれてる印象がある言葉の一つに『公式カップル』という単語の是非があると思うんですが、あれって『公式』って言葉の使い方が狡いだけでそうやって受け取ること自体は全然アリだと思うんだよなあ。感じたことを人の目に映るアウトプットしたときその言葉には責任が生じると思うので、言う場所には気を付ける必要があるとは思いますけどね。「個人の感想」という便利な枕詞を多用していけ。
そう、このアウトプットっていうのは言葉だけじゃなくて絵や漫画、小説でもよくて。それが所謂『二次創作』に発展していくと思っているんですが。
私の好きな二次創作の概念は『各人がその作品に抱いているものを自分の言葉や絵でアウトプットする』ことなので、真摯なオタクの話と結構重なる部分があるかな、とかなんとか…。
だから正解も不正解もない、っていう世界であること…そのこと自体がすごいことで、尊重されるべきことで、だからそういう二次創作が私は大好きなんですよね。
私自身は二次創作ってあんまりしないんですけど、こくとき創作物に対してはこれに近い気持ちで取り組んでるつもりです。こくときの場合はまず最初にあの二人があって、あの二人の中の、konagonattsuという主観が存在しない『個』の部分であったり、『関係性』であったりそういうところを汲んでいけたらな、と思っています。
ついつい「自分の気持ちを介在させたくない」という否定形で話しがちなんですが、言い換えるとそれって「その作品(やキャラクター)の個の要素をちゃんと掬い上げたい」と思ってるってことだと思うので。そういう意味で接してるというところで自分はまあまあ真摯になれてるんじゃないかなあと勝手に思っていたりします。
何の話だ?真摯なオタクの話だ。
私の好きなオタク、二次創作をする人だったり、TRPGをする人だったり、小説を書く人だったり、アニメを見る人だったり、長文ツイートをする人だったり…結構色んなジャンルに点在してるんですよね。
たびたび言われることですけど、『アウトプットする』ってかなりすごいこと…なんですよね。自分の言葉で、絵で、作品としてならなおさらもっとすごい。言語化ができるって特異なスキルなんだな…って最近はすごく強く思います。
それはもちろん単純な語彙もそうだし、深い深い考察ができることもそうなんですけど、一番大事なのってやはり『真摯に向き合う姿勢を取ること』だと思うんですよ。アウトプットのためのインプットをどういう姿勢で行うか、それによって全然違うんだろうな…って想像してしまいます。
何だろう、ああいうアウトプットをする人たちって、アウトプットする前提でインプットしてるんだろうか。私はわりとそういうタイプなんだよなあ…こくときは私がアウトプットしないと誰もいないからしょうがないんだけど…www
無意識にそういうインプットの仕方をしてるんだとしたらすごいことですよ。『真摯に向き合う』ってすごくカロリーを使うことです。単なる娯楽に対してそれだけの姿勢ができるというのはすごい。
アウトプットの際語彙がなくてもいいんですよね。そこは別に大事じゃなくて、「これに対してこう思った!」というアウトプットをすること自体が真摯なので。
あーあーあー、ここまで言っておいてアレなんですが一応言っておくと、私は『コンテンツの浪費』に対してそこまで嫌悪感を抱いてません。
娯楽の正しい在り方だと思う。うーんこの言い方だと言葉足らず?真摯に向き合うことも正しい、みんな正しいよ。人によりけりなんですよ。
作品に対して、フィクションに対して、たかがそんなものに対して、正解の向き合い方ってないはずで。それどころか程度の差もないと思うんですよ。
作品の果たす役割って本当に人それぞれなんだよなあ。受け手の心を軽くするものだったり、逆に苦しめるものだったり、喜ばせるものだったり。本当に色々あって、だからそこに『感情の傾け方/傾ける熱量』の差はあれど、それが軽いからと言ってその在り方が軽んじられていいわけがない。…と思います。私は。
まあコンテンツの浪費に対して嫌悪感を抱く人の気持ちもわかりますけどね。私も浪費をしたくないあまり他の楽しそうな界隈に対して天邪鬼になってるので…www
真摯なオタクになりたいなあ 真摯なオタクに見られたい
こくときに対して真摯になりたいという気持ちで生きているけれど、真摯に見えてますかねえ。
朽葉勝利についてはどう足掻いても私の中から湧いて出てきた存在なので私の自我を取り除く作業がマジでマジでマジで難しいんですけど、いつも試行錯誤しているのでそこを面白がっていただけたらなあと思っています。
タイトルとURLをコピーしました